No.121：看護しちゃうぞ| 中川忍は聖ミカエル病院に勤める、新米医師だ。育ての親である楓に誘われ、病院付属の看護学校へ臨時講師として赴任することになった。学校では若い男性がめずらしいのか、みんな忍に興味津々。忍の「恋人はいない」発言に、生徒たちは色めきたつ。だが忍と兄妹同然に育ち、彼に恋い焦がれている紅葉には、それがおもしろくない。なんとか自分を認めてもらいたい紅葉は、ついに忍に告白して結ばれるが、それでも彼のモテモテぶりは止まらなかった！ |
No122：みずいろ| 主人公の片瀬健二は、父子家庭で育ったごく普通の男の子。同じく母を早くに亡くし、幼い頃に片瀬家の養女となった妹・雪希と二人で、出張の多い父に代わって留守を守っている。雪希にとって健二は、兄である以上に、大切な人だった。ところが健二はしっかり者の雪希よりも、おっちょこち?な幼なじみの日和の世話を焼くことが多くて…。妹・雪希の切ない恋心を綴った「雪希の章」ほか、同級生や先輩などとの、バラエティ豊かな物語５編を収録。 |
No.123：椿色のプリジオーネ| 日本屈指の大財閥ブルッフラ・コンツェルンの会長、西園寺弓三郎が急死した。弓三郎の一人息子である顕嗣はアメリカで独立していたが、日本へと５年ぶりに呼び戻される。弓三郎の屋敷であった椿館で待っていたのは、執事の佐伯と美人秘書、そして４人のメイドたちだった。だが、彼の帰国を待っていたかのように、一人のメイドが殺される。屋敷内の人間の犯行に間違いないと考えた顕嗣は、スキャンダルを避けるため事件を隠蔽し、調査に乗り出した。 |
No.124：恋愛CHU!| 全寮制の鷹宰学園に通う慎吾は、ごく普通の男の子。友達発掘サイトで知り合った『NANA』という女の子とメールのやりとりをしていたが、近頃彼女からの返事がこない。そんなおり、神崎七瀬という男子生徒が学園に転入してくる。男子寮の慎吾の部屋に引っ越してきた七瀬の正体は、メル友の『NANA』だった。自分に会うために男装までして転校してきたというNANAに、慎吾も悪い気はしないのだが…。ふたりの波乱だらけの学園生活がはじまった！ |
No.125：エッチなバニーさんは嫌い？| ウエートレスがバニーガール姿のイタリアンレストラン『プラチナ』で、ウエーターとして働くことになった縁。そこでウエートレスのアルバイトをしている４人の女の子たちとも、すぐにうち解けることができ、仲良くなった。だが彼女たちはちょっと変わった性癖の持ち主ばかりで、唯一の男性アルバイトである縁は迫られっぱなし。アブノーマルな女の子たちの要求にとまどう縁だったが、セクシーなバニー姿で「お願い」されると、ついつい断りきれなくて…。 |