No.131：Lingeries| 泉準二は下着メーカー『ＢＢＢ株式会社』へ、人材派遣会社から課長として赴任してきた。ＢＢＢからの依頼は、準二が配属された企画二課の業績を上げること。そして派閥争いで社長派と対立している、副社長派の企画一課をつぶすことだった。女性社員が全体の６割以上を占める女の園で、セクハラを繰り返しながらも、自分の手駒となる人材を集めていく準二。有能な美人ＯＬたちを使い任務を遂行しようとするが、副社長派の罠にハメられてしまい…。 |
No132：贖罪の教室 BAD END| 「お前の父親の罪を贖いたければ、俺たちの言うことを聞け」―それがすべての始まりだった。父親の犯した殺人事件に、自分のことのような罪悪感を抱いていた七瀬は、同級生の美樹本の言葉に素直に従うことにした。校内の空き教室で、屋上で、ときには授業中にまで、七瀬は男子生徒たちから陵辱の限りを尽くされる。酷くされればされるほど贖罪ができるのだと考える七瀬は、彼らに逆らおうとはしなかった。そのうち親友のまどかまでもが巻き込まれ…。 |
No.133：−スガタ−| 日向秋人は、自宅の地下を研究室に改造し『細胞を透明化する薬』の開発をしていた。彼は、憎まれ口をたたく姉の梓、甘えん坊の妹翼、そして、もっとも秋人を理解してくれている双子の妹桜子に囲まれ、それなりに楽しい毎日を送っていた。ところが、父親の口から秋人が養子であったことを聞かされて以来、姉妹たちの態度はよそよそしいものになってしまった。裏切られたと感じた秋人は、完成した透明化薬を使って、彼女たちへの復讐を始める！ |
No.134：Chain 失われた足跡| 東雲武士は警察にも顔の利く、敏腕私立探偵だ。助手の瞳と共に様々な依頼をこなしてきた。ある日、数年前に他界した恩師の娘で、刑事でもある晶から、未成年者の間で広まっているという麻薬の調査を依頼される。ところが、現役高校生の歩の協力で『クッキー』と呼ばれるドラッグの存在を突き止めた途端、事件は意外な方向へと発展し始める。次々と殺害される関係者たち。そして、武士の前に現れた謎の美女・恵。複雑に絡む糸の先にあるものは…？ |
No.135：君が望む永遠 上巻| 白陵大付属柊学園に通う孝之は、三年生だ。同じクラスの親友慎二や、水泳部のエース水月とつるんで、にぎやかで楽しすぎる毎日を送っている。夏祭りの日に、水月に花火大会に誘われた孝之は、彼女の友人だという涼宮遙と知り合った。引っ込み思案な遙はいつもおどおどしていて、まともに話すことさえできなかったが、孝之はそんな彼女に好感を抱く。そしてある日、孝之は遙から告白を受けるのだった。必死に想いを伝えようとする遙を傷つけまいと、交際をＯＫした孝之だが…。 |