この作品はゲームでの活動拠点が学園だったのですが、それだと主人公の蒼司が暮らすもう一つの場所である「犯罪結社」での姿を、あまり描くことが出来ませんでした。
『蒼影のアズライト』では、主人公が犯罪結社ゲンチアナのハッカーであり、藍玉子飼いの構成員であるというスタンスで物語が始まります。
 こういった一風変わった企画、そして内容でお届け出来るのは本当に有り難いことで、感謝しております。
 ゲームのほうをやられた方は、また別の切り口でのこの作品を。
ノベライズから入られた方は、これで全てが終わりではないので、それが気になるというのであればゲームのほうもお手にとって頂けると幸いです。

企画シナリオ担当 森崎亮人


『蒼影のアズライト』はゲーム本編のテイストを残しながら、
サイドストーリー独自の雰囲気と小説特有の面白さを兼ね備えた作品です。
あっぷりけもグラフィックをはじめ、様々な面で監修やお手伝いをさせて頂きました。
リバコロスタッフもしっかり関わっているので、ゲームを楽しんで頂けた方にも、
間違いないく満足のいく内容に仕上がったのではないでしょうか。
蒼司とアズライトの織り成す「もう一つの物語」ぜひともお楽しみください。

Re:birth colony -Lost azurite-
制作ディレクター(あっぷりけ)